一般質問
〜旧丸岡町議会議員時代〜
ー 平成16年 8月30日の旧坂井郡丸岡町327回定例議会(9月議会)一般質問 ー
十郷用水パイプライン跡地有効利用について
【質問】(7番・藤沢寛司)
 

 7番、藤沢寛司です。十郷用水パイプライン跡地有効利用について3点政策提案します。

 新中学校の行区として、教育委員会の考えでは、鳴鹿小学校、明章小学校、ならびに磯部小学校と決定していますが、皆様もご承知のとおり、新中学校は集落と集落との間であり、生徒の通学の手段としては、ほとんどが、自転車通学になると予測されます。
 また、昨年の12月定例議会での、私の一般質問の回答では、教育長は、新中学校の沿線の県道には、歩道を設置していくよう要望していくとの回答でありました。
 しかし、町道に関しては何も回答がなく、私はその回答を得てから、未来を担う子どもたちが安心して通える通学路を提供するためにも、

 時間があれば、磯部小学校、鳴鹿小学校、明章小学校の山の手方面から、新中学校建設予定地まで、

 時には自転車で、

 時には徒歩で、

 時には、明章小学校の生徒たちと、登下校などをしたりしながら、

危険な交差点や、カーブミラーを設置しなければならない箇所、舗装整備をしなければならない道路や交差点などを発見してきました。
 新中学校建設において、建物建設自体に、目を配ることも重要なことですが、将来を担う子どもたちが、安心して通える通学路を教育委員会は、早期に検討し、厳しい財政事情の中であると、私も十分認識しておりますが、特別策の補正予算を組んででも、道路改良工事などを行っていかなければいけないと、考えます。
 そこで、注目されるのが現在、新中学校建設予定地付近で、整備されている、「十郷用水パイプライン化」による跡地利用です
 この「十郷用水パイプライン」跡地は幸いにして、鳴鹿小学校裏から磯部小学校付近に通じており、自動車が通れない子どもたちが安心して通える、自転車歩行者専用道路として、最高の場所であります。
 この「十郷用水パイプライン跡地」を新中学校の通学路として、指定することを提案します。また、6月3日から始まった「歩数計による健康づくり事業」ならびにジョギング等の健康管理道路として最適な場所であります。
 ウォーキングを楽しむためにも、十郷用水パイプライン跡地の各地に、「せせらぎの水路」を設置すべきであると提案します。最後に、丸岡町は過去に「自転車にやさしい町づくり」の全国モデル区として指定された経緯もあります。
 今年度は国道364号線が開通したこともり、グリーンロードレースが中止されるなど、「自転車にやさしい町づくり」を再度認識していかなければなりません。
 一定の区間ごとに街灯や標識を設け、サイクリング道路として、「自転車にやさしい町丸岡」との関連性を持たすことを提案します。
 以上、十号用水パイプライン跡地について、町民の皆様が、多目的に利用が出来るよう3点、施策提案し、町長の答弁を求め、私、7番、藤沢寛司の一般質問とさせて頂きます。


【答弁】(林田恒正町長)
 

 今、藤沢議員から十郷用水のパイプライン跡地利用についてのご質問を頂きました。お答えをします。九頭竜川下流域の用水再編事業、いわゆるパイプライン化事業というものは、平成11年から進められています。その当時から跡地利用についてはいろいろ議論がありまして、磯部地区でモデルとして跡地利用のワーキンググループでいろいろ考えたりもしました。
 そこで、今後、通学路の指定、せせらぎ水路の設置、もちろん街灯や標識等、地域用水機能については、その管理の問題がありますので、藤沢議員ご指摘のとおり、今後、地域の皆様と議論しながら計画を策定していきます。
 そして平成18年4月には全部が完成するかわかりませんが、十郷用水跡地を利用した、通学路の指定をしていきたいと、こういうふうに考えております。
 また、藤沢議員ご指摘のとおり、丸岡町は「自転車にやさしい町づくり計画」の全国モデル区であります。パイプライン上部に自転車道と歩道を結んだサイクルロードというのを設置して、町全体のネットワークを考えるとともに、自転車にやさしい町づくりを目指していきたいと考えています。


【再質問】(7番・藤沢寛司)
 

 前向きな答弁を頂きましたので私のほうから、1点の要望と1点の再質問を致します。
 まずは要望事項から。
 私たちが小学生の頃は学校の帰り道に、タニシやトンボなどを捕まえながら遊んで帰りました。しかし、20年経った現在、いつしか私たちの生活環境はコンクリートの塊の中で生活をし、現在の子どもたちは、コンピュータやテレビゲームをしながら遊んでいます。
 これもこれで時代の流れかな、と私も認識しておりますが、パイプライン跡地のどこか一ヶ所、小さくてもいいので「ビオトープ」を設置していただきたいのです。
 「ビオトープ」を設置して、現在の小学生たちに「メダカ」や「トンボ」などと触れ合う、空間を提供していただきたい。
 つまるところ、現在の小学生たちに「自然との共生」を体感できる空間を行政の方から環境を整備して頂きたいのです。
 これが、要望事項なので、今後検討していただきたいと思います。
 ちょうど通学路の話が出ましたので、再質問に入ります。
 明章小学校の子どもたちと一緒に通学していると、本当に危険な交差点や、危険な道路がよくわかります。
 逆算すれば、この道路が新中学校の通学路になるのかな、と心配を予測しています。そこで、町長にお尋ねします。
 三位一体改革により、財政は厳しい状況にあると私も十分認識しております。
 新中学校の通学路整備については、町村合併後は見送られる可能性が高く、教育委員会の方で、通学路を早期に設定し、合併の条件に加えるか、新中学校の開校前に、重点的に予算化して早急に対処し、通学路の安全確保を図るべきだと考えますが、町長の見解を求めます。


【答弁】(林田恒正町長)
   通学路は学校協議会で今議論をしていただいいておりまして、跡地や跡地以外を含め、検討しています。ですから、そこで決まり次第、順次通学路として整備していく、これは合併と関係なしに整備していきたいと考えています。
 それから、「ビオトープ」の話ですが、各小学校で「ビオトープ」についていろいろ取り組んでいただいておりまして、丸岡町でも皆さんご存じないかしれませんが、竹田のたけくらべという旅館の所から下の方に大きな「ビオトープ」を作っていただいて今やっていますが、そういうことで各地取り組んでいます。
 新しい中学校の中でも、農業用水を利用した「ビオトープ」みたいなせせらぎ水路を中学校の中で考えています。しかしなかなか難しいのは、農業用水というのは、水利権を持っておりまして、農林水産省の了解が得ないと、その水を引くことできません。そういうことで、今後とも農林水産省との協議事項になっております。パイプラインの流れていく中から水を出してもらわなければいけない、そういうふうなことでいろいろ協議事項になっていますので、今そういうことわかりましたとは言えない状況であります。
 その辺はご理解いただきまして、そういうことで前向きに取り組んでいるということだけご理解いただきたいと思います。
 

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