一般質問
〜旧丸岡町議会議員時代〜
ー 平成17年 12月13日の旧坂井郡丸岡町定例議会 一般質問 ー
中学校2校化における有意性ならびに学校評議員の存在意義について
【質問】(7番・藤沢寛司)
 

 7番・藤沢寛司です。
 中学校教育行政についてご質問いたします。
 当町におきましては、平成18年度新設開校を目標として、現在、丸岡南中学校が建設されています。
 最も有効的な地域経済の活性化を考えていくと、長期的には人づくり政策、つまり、教育・学校政策に行き着くと私は考えています。
 全国的に見ると、現在の学校教育の荒廃は、危機的な状況にございます。何十年ものまえから、知識詰め込み型の学校教育ではなく、創造性や自発性、思考力を重んじる学校教育の必要性が叫ばれているにもかかわらず、依然、教育の質が改められることもなく、加えて、学級抱懐やいじめの問題、あげくの果てには教師による犯罪など、学校をめぐる環境は危機的な状況にございます。
 未来への展望が開けず、現実の不安ばかりが募り、日本社会が閉塞間の中にあります。このような余波をかぶっているのが教育ではなかろうかと、私は思います。子どものさまざまな問題行動や、多様な病状の中に突破口が大きな社会問題になっているにもかかわらず、決定的な対応策を打ち出せないまま現在に至っていると私は考えます。
 地域・学校・家庭においてはもちろんのこと、あらゆる場面で、教育を再点検せざる終えない状況に追い込まれています。
 このような背景の中、本町では来年度から新設の丸岡南中学校が開校します。現中学校では「特別教室型方式」を採用しており、「普通教室」と「特別教室」で構成されており、音楽、美術、家庭、理科実験などの授業では、生徒は学級の「普通教室」から「特別教室」へと移動して学習するシステムとなっており、これに対して、来年開校する丸岡南中学校では、「教科センター方式」を導入し、従来の「特別教室」に加えて国語、英語、社会など教科もそれぞれの「専用教室」を持ち、教材や教科に関する展示物の準備により、教科の学習にふさわしい環境を構成することができ、生徒は授業ごとに専門の教室へと移動して授業を受けることになり、また教科教室には各教科メディアセンターが一体として設定されております。これにより、担当教師が授業以外の時間でも気軽に生徒の相談に応じられるなど、自主的な学習を援助する場、あるいは個々に応じた指導をする場の設定が可能となります。
 そこで、教育長にお聞きします。新しい「教科センター方式」の導入により、仮に「教科センター方式」と「特別教科方式」で各中学校間で全体的に偏差値の差異が生じた場合、町あるいは新市がどう対処していくのかお伺いします。
 2点目に丸岡町は「サッカーの町丸岡」でご存知のとおり、また、部活動においても約7割の部活動が県大会に出場するなど特に運動面での部活動がさかんな町であります。二分化すると、今まで活発であった丸岡町の部活動の成果も低下の予測が感じられます。例えば、今まで伝統的だった、「サッカー、新体操、女子バスケットボール」などは、2分化せず、現中学と新中学で統合すべきではないかと考えますが、町当局の見解を求め、私、7番・藤澤寛司の一般質問とさせていただきます。


【答弁】(水崎教育長)
 

 議員ご指摘のとおり、いよいよ新年度から新しく新設の丸岡南中学校が開校します。丸岡南中学校では、今ほどお話がありましたように、教科センター方式という新しい方式を取り入れることになっています。
 そこで、偏差値が出た場合の対応ということでございますが、教科センター方式と特別教室方式と申しますのは、学校の施設整備の仕方でございます。教科センター方式は、生徒が定められた教科の教室に出向いて授業を受けることになりますが、授業の内容及び指導方法が異なるわけではございません。これは、国が定めた学習指導要綱に基づきまして実施するものでございまして、同じような教育がなされるものと考えております。2つの中学校がお互いに切磋琢磨しまして、学力向上に努めていくことを期待しております。
 2点目の部活動についてでございますが、2校化後の部活動数は丸岡中学校、この部活動数は週一回の部活とそれ以外の部活もございますが、体育部で18部、文化部で9部ございます。一方、丸岡南中学校では現在予定といたしまして、体育部15部、文化部は吹奏楽部では予算の都合上準備しておりますが、後は生徒の状況に応じて順次設けていくこととしております。
 学校の2校化は、過大規模となった丸岡中学校を適正規模に分離し、少人数教育やこれまで行き届かなかった教育環境の一層の充実を図るものでございます。すべての子供たちが自分の能力を見出して、健やかに成長するためにはできるだけ部活動への参加の機会を多くすることが教育上重要であると考えます。
 なを、新体操部につきましては、議員ご指摘のように種目の特殊性や指導者の考え方をふまえまして、新体操部は丸岡中学校のみとすることとします。
 以上、宜しく御願いいたします。


【再質問】(7番・藤沢寛司)
 

 今、教育長が申しましたとおうり、偏差値の差異がないということで、お互いが切磋琢磨していくのは私も歓迎します。偏差値の是正案を聞きましたけれども、究極的にいいますと、さきほど壇上でも申し上げましたとおり、やはり地域経済の活性化を考えて行くと、人づくり政策だと私は思っていおります。例えば40点とるよりは50点、50点取るよりは60点のほうが正しいのかもしれませんが、やはり長期的な観点から見ますと、人づくり政策に行きつくと思うんです。世のため人のためという考え方になることが人材育成です。
 また、先生方を評価する学校評議員制度は、現在どういった状況かをお聞きしたいと思います。


【再答弁】(水崎教育長)
   まず、子どもたちが健やかに伸びていくことでは、子どもたちの人間性に基づいた教育が大切だというご指摘、まことにそのとおりでございます。現在、丸岡中学校では、あいさつ運動、朝読書、あるいは掃除の徹底と、非常に生徒指導面でも充実した指導をしておりますし、また部活動も大変活発であります。そうした現丸岡中のこれまで培ってきた伝統を引き続いていただきたいということを願っております。
 それから、学校評議員のことについてのお尋ねでございますが、学校評議員は現在丸岡庁内のすべての小学校に設けられておりまして、年2回ないし3回、学校の状況をお尋ねし、また地域の方々からいろんなご意見をうけたまりながら学校の運営に当たっていただいております。
 ただ、中学校につきましては、今2文化するということで、中学校教育推進協議会という組織をつくっておりまして、これは保護者の方々、地域の方々、社会教育の方々、全部で40数名の方が委員になりまして、新しい中学校を含めまして、中学校教育につきましていろいろご検討を頂いておりますので、これが学校評議員にかわるものだというぐあいに考えております。
以上でございます。

【再々質問】(7番・藤沢寛司)
   では、学校評議員のことですけども、つまるところ、中学校教育推進協議会が学校評議員と理解してよろしいのでしょうかということが一点です。
 最後に部活動のことについてお聞きします。
 新体操部は丸岡中学校に残すということですが、やはりサッカー部は交換せず、やっぱり一本化にしたほうがいいと思います。そういったことを中学校推進協議会の方に教育長から投げかける考えはないのか、お聞きしたいと思います。

【再々答弁】(水崎教育長)
   学校評議員と申しますのは、学校のいろんなありかたにつきまして、様々なご意見を賜るということでございまして、名前は学校評議員とは申し上げませんが、今の推進協議会は十分その機能を果たしているものと考えております。
 それから、サッカー部につきましては、現在サッカーをやっておられる生徒さんは非常に数が多ございまして、丸岡中学校でも80名を超える部員がおられます。したがいまして、また丸岡町にはFCというスポーツクラブに入っている生徒さんもおられます。そんなことで、非常にサッカーが盛んなところでございますので、よりすそ野を広げて行くという意味でも、ぜひ2校でそれぞれサッカー部をつくっていただきたいと希望しております。

前ページへ戻る
このページのトップへ
アンケートのページをご用意いたしました。ご協力をお願いします。

YOUR VOICE, MY WORK !!! あなたの声が私の仕事です。
Copyright © 2003 - FUJISAWAHIROSHI.COM