一般質問
〜坂井市議会議員として〜
 
ー 平成18年 6月14日の坂井市定例議会 一般質問 ー
春江東小学校ならびに丸岡南中学校の通学路および通学方法について
【質問】(質問・藤沢寛司)
 

1番・藤沢寛司です。
先の通告に従い一般質問いたします。

 坂井市内全体の小・中学校の「安全・安心」に関わる問題についてかかわることでありますが、 私は、今回の質問においては、地域住民の安全・安心を含むと共に、付託に応えができるよう、新設予定の春江東小学校ならびに、新設校の丸岡南中学校について一般質問します。

 それでは、質問に入ります。

 平成19年4月開校予定の春江東小学校ならびに、平成18年4月に開校した丸岡南中学校は、いずれも春江小学校、丸岡中学校のマンモス化を解消するために、学校建設ならびに開校がなされました。

 春江東小学校におきましては、平成10年から、春江町東部地区小学校建設期成同盟から陳情書が旧春江町に提出されて以来、平成15年に旧春江町議会学校建設特別委員会において、春江東小学校建設基本方針の承認を得た後、プロポーザルを実施。春江東小学校建設基本方針計画がなされ、現在、春江東小学校が建設施行されています。

 一方、丸岡南中学校におきましては、平成12年、丸岡町立中学校二校化推進委員会が発足。その後、委員会の中で活発な意見交換を行った結果、丸岡中学校を2校に分離することなどの答申を旧丸岡町教育委員会に提出されて以来、教育委員会では、提言書をまとめ、平成18年度新設開校を目標として答申書の具体化を行い、県内発の「教科センター方式」を導入し、今春、開校した次第であります。

 少子高齢化社会が到来し、生涯学習の必要性が増加する中で、生徒だけでなく、大人も地域の学校を利用していくことが予測されます。学校が核となり、地域の老若男女、すべての人々が「学ぶ」ということを軸に、新たに「地域コミュニティー」を構築していく、そのような役割が新設予定の春江東小学校、ならびに新設校である丸岡南中学校に期待されているという共通点が両校に期待されています。

 学校建設において建物建設自体に、目を配ることも重要なことですが、将来を担う子どもたちが、安心して通える、安全な通学路を教育委員会は早期に検討することが重要だと、私は考えます。

 そこで、市に対し次の点を質問いたします。

 春江東小学校開校に合わせ、特に幅14mのJR東線については、校舎と管理棟との工事を行い、随応寺丸岡線までを第一期工事として整備を進めているようでございますが、今後、春江東小学校の通学路をどう計画していくのかお伺いいたします。

 丸岡南中学校は、比較的集落から離れた所にあり、生徒の通学手段としては、ほとんどが自転車通学であります。教育委員会もご存知のとおり、本来あってはならないことではありますが、5月22日に、下校中、自動車と生徒が接触し、生徒が左手首骨折という、交通事故が発生した件もあります。危険な交差点があり、カーブミラーを設置しなければならない箇所、舗装整備をしなければならない道路や、交差点なども開校する前から発見されています。さらに新たな市道認定も踏まえて、今後、事故が発生しないよう、新設の丸岡南中学校の通学路をどう改善していくのか、お伺いします。

 また、市内のほとんどの小中学校もそうだと予測されますが、冬季間、積雪があった時点で、徒歩通学ならびに自転車通学を認めないとの丸岡南中学校の答申であります。市内の生徒が安心・安全を考慮して各学校の通学方法についてスクールバスの運行も含め、どう対処ならびに考えていくのかをお伺いします。

 最後に、「十郷用水パイプライン跡地」は、各方面で利用方法を検討しておりますが、幸いにして、丸岡南中学校校化である鳴鹿小学校裏から丸岡南中学校裏まで通じており、自動車が通れない子どもたちが安心して通える、自転車歩行者専用道路として最適な場所であります。
この「十郷用水パイプライン跡地」を有効利用するためにも、丸岡南中の通学路として活用することを求め、

以上、1番・藤沢寛司の一般質問と致します。

【答弁】(坂本市長)
 

 藤沢議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 藤沢議員、たしか31歳だったと思いますが、私の息子と余り変わりないわけでございまして、これからの議員としてのさらなるご活躍を期待しております。

 それでは、私のほうからは、5番目のパイプライン跡地利用についてお答えを致したいと思います。

 また、1番から4番までの通学路の質問については、教育長からお答えをさせていただきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

 現在、完成パイプライン跡地利用については、九頭竜川下流地区地域用水対策協議会が関係自治体、団体等の構成によりまして、上部利用の検討委員会を設置しております。この検討委員会の中で、ワークショップで全体の魅力的な有効利用が検討されております。今後、具体的な計画を策定するため、市パイプライン上部利用検討委員会を設置し、地域の意向を踏まえ、また、議員のご意見も参考にしていきながら、活用についても検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を頂きたいと思います。

【答弁】(川元教育長)
 

 議員の皆さんおはようございます。では、藤沢議員の通学路についてのご質問に対してお答えをしたいと思います。4点ほどありますので、宜しくお願いいたします。

 まず初めに、春江東小学校の通学路についてでありますけれども、昨年、春江東小学校の先生方やPTAを中心に通学路の原案を作成していただき、現在はその原案をもとに、春江東小学校PTA準備委員会を中心に、通学路として選定する上でのどうしても必要な横断歩道や信号機といった安全施設や、設置箇所等についても現在、調査を進めているところであります。今後は、警察や公安委員会などの関係機関と協力しながら、必要な安全施設の整備を進め、通学路を決定していきたいと考えております。

 なお、春江東小学校周辺の道路につきましては、今年度から着手する中筋地区の区画整備事業において開校までに歩道つきの道路として整備を進めてまいりますし、今年度から着手される市道ウキノ森田線についても、その沿線に春江東小学校が位置しておりますので、通学路としての安全面にも十分配慮しながら、整備を進めていきたいと思います。
 
 次に、丸岡南中学校の通学路の改善計画についてでありますけれども、丸岡南中学校における通学路の選定については、中学校教育推進協議会の通学路作業部会の中で、地区住民やPTA、また保護者、学校の意見を聞きながら通学路の決定、安全確保危険箇所等の改善要望を、現在、進めているところであります。学校前の県道、板倉高江線は通学路のメイン道路でもありますので、とても交通量が多いため、県に働きかけて、歩道の設置をお願いしているところであります。 

 また、通学路についての交通安全施設等については、横断歩道や安全標識の設置をしたところでありますが、今後も危険箇所をしっかりと調べさせていただきまして、公安や県にお願いするとともに、市の関係課と検討いたしまして、必要な整備を進めてまいりたいと考えています。

 続きまして、3番目のご質問の、丸岡南中学校の冬季間の自転車通学に対する対処方法についてお答えをします。学校が、自転車通学の生徒が雨の降雪時において自転車使用を禁止しているのは、転倒等における危険防止を考えてのことであります。そのため、路線バスを使用した通学生徒に対し、保護者の経済的な支援として丸岡中学校同様、丸岡南中学校においても冬季間の通学費の援助をする予定であります。

 続きまして、4番目のご質問、スクールバスの運行についての考え方でありますが、これは、先の永井議員さんからのご質問にありましたとおり、スクールバスの運行の形態については、地域によって大変格差がございます。路線バス利用の補助、直営スクールバス、またバス運行業者への委託など、地域における実情を考えながら行っているところでありまして、スクールバス運行補助制度を総合的に見直す検討委員会を設置し、その中で、丸岡南中学校の検討もいたしていきたいと考えています。

 一つ付け足しをしたいと思いますが、今後、閣議決定によって7月1日は国民安全の日として設定をされています。その中でも、学校安全のことについても項目があり、これからも一生懸命子供たちの安全については頑張っていきたいと考えています。


【再質問】(1番・藤沢寛司)
 

 まず、1点目の、春江東小学校の通学路についてでございますけれども、春江町東部地区は以前、春江小学校までスクールバスでの通学でありましたが、今後は徒歩通学となるための安全確保が必要であります。県道板倉高江線は歩道もなく、今後、通学路として検討されている道路には、子どもたちが安心して通える通学路の検討を急ぐよう要望します。

 そして、丸岡南中学校の通学路をどう改善していくのかのご答弁でございますけれども、通学路のメイン、一般県道板倉高江線でございます。これも、私も以前から学校前の県道は急ぐようにと、何度も旧丸岡町議会議員時代に指摘してまいりましたが、現場を見ると本当に子どもたちが危ないと感じられます。

 特に通学時間帯である、午前7時30分から55分までの間は、通行ラッシュと遭遇し、通学する生徒と、通勤の自動車、ならびに、ダンプの通行量が非常に重なります。

 実際、先日計りました。午前7時30分〜55分の間、西の方に向かう、四ツ柳〜安田新方面は110台。東に向かう、安田新から四ツ柳方面は95台。 この間、合計205台の自動車、ダンプが走り、この間、南中学の生徒367名のほとんどが、この県道板倉高江線で遭遇するという現実であります。

 生徒は県道の南側から歩道がある北側に渡るまでに、路肩が狭いため、過去6回程度、脱輪して、田畑や排水の中に落ちた経緯もございます。

 なるべく早く、子供たちが安全に県道の南側から北側の歩道にまで、渡れるように、要望いたしますが、県との協議で学校前だけでも歩道の設置は急ぐべき点であります、この学校前の歩道については、県との協議では、いつごろの計画なのか教育長ならびに教育部長の答弁を求めます。

 また3点目、4点目、積雪があった時のスクールバスの運行区域に関して再質問をさせていただきます。

 路線バスの手段がある生徒は鳴鹿小学校校下、磯辺小学校校下の一部の生徒にしか存在せず、特に磯部小学校下のほとんど、ならびに明章小学校下の生徒におきましては路線バスが通っておらず、手段すらないという状況であります。
 以下、路線バスについて登校時刻に限定して、論述していきます。

 丸岡南中の登校時間は通年して午前8:00です。 そしてこれから述べる、路線バスのダイヤはいずれも始発です。

 私が調べた限りでは、路線バスの「松岡・本丸岡線」は松岡駅発が午前7:30分。新鳴鹿に7:36分に到着し県立大学、磯部島を通過して、四ツ柳に7:45分です。

 実際、四ツ柳のバス停から歩いてみました。 バス停から南中学校まで18分。 換算すると3分の遅刻です。

 また、「永平寺・本丸岡線」も、永平寺口発が7:25分。上久米田駅に7:31分、下久米田33分、一番南中に近い板倉のバス停着が7:36分です。
ここから歩いて27分かかりました。

 つまるところ、いずれの路線バスのダイヤを換算すると8時の開校時間に間に合わないという次第です。

 私が、歩いてこの時間ですから、特に冬場の道路、気象状況に影響されて、路線バスが予定どおり運行できなければ、生徒達は完全に遅刻という、こういった現状がございます。

 スクールバスにつきましては、旧四町のスクールバスの資料を見ますと、やはり昭和30年代の合併、または、分校廃校を条件としてスクールバスが運行されています。 しかし、少なからず、資料から読み取れるのが、合併、廃校なきにしも、距離が遠い地区にはスクールバスが運行されている実態でございます。

 よって、丸岡南中の生徒に対し、早急に検討していただき、地域住民の要望である、今年度、初の冬季間の通学方法について対策を講じるよう、または、要望書に応えられるよう、教育長の答弁を求めます。



【再答弁】(川元教育長)
 

 丸岡南中学校の歩道につきましては、先ほどもお話しましたように、今、調べまして、そして県に働きかけていくところでありますし、回答につきましても、なかなか地域の了解を得るのがなかなか難しいわけであります。稲作中心の場所でもありまして、そういうところも考えながらお話を進めておりますので、何月までに回答ということは、少し待っていただきたいと思います。

 責任を持って対処していきたいと思います。

 それから、バス通学でありますが、自転車にもちろん乗れませんので、バス通学につきましては、何らかの方法で通学補助は出していきたいと思います。

 ところが、先ほど藤沢議員さんのお話にもあったのですけれども、京福バスとの関わりが大変難しいわけであります。バス時間と学校の始業時刻が合わない、これにつきましても、今、いろいろ交渉しているところであります。それから、バスの路線を変えたらどうかということにつきましても、これはなかなか、これも地域との関わりが非常にありまして、難しい面があって、これも現在交渉しているところでありますが、でもそれをすることによって、今後は財政課との関わり、負担金の問題もかかわってきますので、なかなか難しい問題であります。

 したがって、それらもあわせまして、しっかりと早めに検討しながら解決を進めていきたいと考えています。


【再々質問】(1番・藤沢寛司)
 

 それでは2番目のほうからまた再質問させていただきます。教育長に関しましては、県道のメインの板倉高江線につきましては責任を持って対処していくというお答えを頂きましたので、ご理解をいただき、私も了解しました。

 また先日書面にて、教育長にこれまで集計しました丸岡南中危険箇所情報を配布しましたとおり、丸岡南中学校のインフラ整備等進んでおりません。現在1日と15日に南中の職員、PTAの方々が危険箇所に立って、街頭で指導している次第でございます。危険な箇所、道路拡幅、歩道の設置、カーブミラーを設置しなければならない箇所、社会資本の整備、インフラ等の整備が全体的に遅れています。これは、開校前からも議論されています。これは、教育長に就任して間もないかもしれませんが、今後どう改善していくのかを答弁を頂きたいと思います。

 また、バスの件なのですが、昨日、永井議員の質問の答弁の中でも、スクールバス検討委員会が立ち上がったとの答弁がありましたので、スクールバス検討委員会が立ち上がったのであれば、丸岡南中に対し、安全・安心を含め、冬季間だけでも、スクールバスの運行が出来るよう「スクールバス検討委員会」で、早急に検討して、地域住民の要望に応えるよう努力していただきたいと要望いたします。


【再々答弁】(川元教育長)
 

 今、藤沢議員ご指摘の、教育長はきちんと危険箇所ということについて、見たらどうなのだというお話、もっともだと思います。現在、5月11日に教育長にさせていただきまして、まず、各学校を回って、そして先生方としっかりとお話をさせていただいて、今教育長はどういう考えをもっているかということについて、顔をあわせてしっかり今お願いをしているところでございます。そして、こうして議会を迎えまして、議会のことに関わりながらも今日まで来ております。

 実際、丸岡南中とか、春江東小学校の通学路の点検とか危険箇所につきましては、もちろんお話をどんどん聞いて、場所も行っていますが、一つ一つのことについてはまだ行っておりません。したがって、議会が終わり次第、行って、しっかりと職員とお話をしながら、また学校の先生方にもよく聞いて、対処してまいりたいと思います。頑張ってまいりたいと思います。


【再々々質問】(1番・藤沢寛司)
 

  危険箇所につきましては、教育長は職員の方々とお話をして、そして対処していくという答弁がいただけましたので、最後にパイプラインについて述べていきたいと思います。
 パイプライン跡地につきましては、上部利用検討委員会を利用いたしまして、本当にいろんな方々とワークショップ、説明会等を開いて通学路の活用に努めていくことを切に要望します。

 また、パイプライン、坂井市全体を考えますと、先般、5月18日に、坂井市で「歩数計を使った健康づくり」という事業が行われました。この事業には坂井市の方々総勢202名の方々が参加された次第です。こういった点から勘案いたしまして、将来においても、坂井市全体を考えた上で、パイプライン跡地の上部利用につきましては、十郷用水だけではなく、春江東小付近に流れる「春江北部用水路」、坂井町を流れる「十郷2号用水路」、福井市へと流れる「河合春近用水路」を利用しながら坂井市民の方々が健康づくりをする場として、ウォーキング、ジョギング、サイクリング等をしながら、地域用水上部を利用して、今後の坂井市の町づくりに役立てていっていただきたいと切に要望いたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。

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